「アイロンでWAXを塗ったらスクレーパーで剥がす」

普段みなさまが普通にやってる作業ですが、このWAX剥がし(スクレーピング)にはWAXを剥がす以外にどんな意味があるかご存知でしょうか？意外と知られていないので説明します。

答えは「ケバを取る」です。

実は滑走面には微細なケバが発生しています。このケバは滑走時に抵抗となってしまうため、できるだけ取り除かねばなりません。

仕組みとしては、WAXを塗って冷えて固まる際にこのケバも一緒に巻き込んで固まり、その後スクレーピングすることで余分なWAXと一緒にケバも引っこ抜くっていう、一石二鳥な作業です。
例えるなら脱毛シートかな。毛=ケバ、みたいな（笑）

実際にスクレーピングすると面がすべすべになってるのがわかると思います。おまけに小さいキズも多少滑らかになってます。

せっかく塗ったWAXを剥がすなんて勿体無いから、仕上げまではスクレーピングしないという方が稀にいらっしゃいますが、面倒でも繰り返しやった方が良いと思いますよ。

 

 

↓ 当店の標準的なベースワクシング工程 ↓

何回も熱して塗ることで多くのWAXを浸透させ、何回も剥がすことですべすべな滑走面を作ります！

詳しくは→BASE WAXING

手間ひまかかる作業はぜひ当店に！