非対称ボードをご存知ですか？
ボードのヒールサイド側とフロントサイド側で「シェイプ」または「中身」が違うものです。

なぜこんなことをするのかと言うと、
人間の骨格上、ヒールサイドの方がターンもアクションもやりづらいからです。
ならばボードをイジってやり易くしよう（＝楽しよう）というナイスなアイディアから非対称ボードが産まれたのです。

メーカーはそれぞれですが、結構昔からあったんです。

【NEVER SUMMER】のPROTOTYPETWOとFUNSLINGERはシェイプ（サイドカーブ半径）が異なります。
この画像を良く見ると下のヒールサイドカーブのほうが深く、トゥサイドは浅いです。

 

ちなみにサーフボードの非対称はこんな感じ。
レギュラー用ORグーフィー用。

 

 

 

こちらは【NOVEMBER】のD4、DESIRE。

ボードの中身（内蔵されているプレートの向き）が非対称です。シェイプは変わりません。
ダックスタンス専用と言えます。

 

 

こちらは【BURTON】のNAME DROPPERとCUSTOM TWINで、中身の芯材の向きが非対称です。やはりシェイプは変わりません。
このタイプもダックスタンス専用と言えます。

 

なるほどなるほど。
個人的にはどんなスタンスでも乗れる【NEVER SUMMER】の方が好きかなぁー。

 

今シーズンのボード選びのご参考にして頂けたら幸いです。