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これお勧めです!【ストラクチャー加工】

3月から5月の各地で春スノーボード営業が充実してきたことに伴い、春用WAXやこの 【ストラクチャー加工】 が注目されてきています。
ストラクチャーとは滑走面に細かい溝を設けることで、チューンナップのひとつです。

春の緩斜面で滑っていると急にブレーキがかかったように失速した経験がありませんか?

これは表面張力といって、ガラス板に水滴を垂らしてそこにもう1枚ガラス板を合わせるとピタっとくっ付いてしまう、あの魔の現象です。融雪時のスノーボードではこれと同じ原理で止まってしまうことがあります。(その他の原因の場合もございますが)

で、対策として滑走面にこのストラクチャー加工をして余分な水分を排出し表面張力を無くそう、雪面との抵抗を減らそう! というものです。
最初にこれを考えた人はすごいですねー!

 

加工前

 

加工後

 

こんなふうに溝が切ってあります。(疲れ眼になる絵でごめんなさい)

 

ただしどんな板にでもお勧めっていう訳ではなく、滑る方の環境によりますのでぜひご相談下さい。

お勧めは・・・

・10-11月や3月以降も滑る方
・TOPシーズンでも湯沢・石打などの標高の低い、気温高めのエリアで滑る方
・クルージング・パウダー・カービング・スピード系の板
・フッ素や春用WAXだけではイマイチという方
・ノーブランドの板でも滑走性を高めたい方

・・・などなど、新品の板にもお勧めです。

 

☆ストラクチャーの種類☆

①標準

4月~5月の春シーズンもまだまだ滑りまくるよ―!という方に特にお勧めいたします。ベシャベシャな雪でも水はけが良く、水による表面張力を発生させません。湯沢・石打エリア等TOPシーズンの湿雪の場合も安定的に走ります。

 

②シャロー(浅い)

上記①の溝を単純に浅くしたものになります。春でなくとも湯沢・石打エリアの低標高ゲレンデ等、湿雪もよく滑走される方にお勧めです。また、ちょっとでも暖かいと板が走らないと感じている方もぜひお試しください。
カービング、オールマウンテン、フリーラン全般用のボードにお勧めです。

 

③スーパーシャロー(極浅)

ハイシーズンで降雪中か降雪直後であるにも関わらず雪が重くて走らないという方、特にパウダーボードにお勧めです。
幅広のボードの抵抗を減らすことにもなります!せっかくのパウダーなのに緩斜面で止まって大変、という方はこちらのストラクチャー加工をしておくと安心ですね。
見た目では分かりづらいですが、よ~く触ってみるとギザギザしているのが確認できます。

 

 

☆ストラクチャーのデメリット☆

雪質により滑走中に「シャー」っていう音がします。①>②>③の様に音は小さくなりますが、気になる方は施工を控えた方が良いです。(周囲の音も有りますし、私は全く気になっていません)

 

 

☆料金☆

ストラクチャー加工①②③とも(標準的な傷埋め、エッジ研磨込み) ¥8500(税込) になります。
☆ベースWAXのコースとセットで¥1000割引になります。

※通常のチューンUP(サンディング仕様)は ¥7000(税込)

 

どうぞよろしくお願い致します!!

 

 

 

スノーボード ショップ 【ジャックインザボックス】溝の口
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